復讐屋

復讐屋に関するフィクションと現実の決定的な違いは
依頼をどうやって頼むかということが挙げられます

よく漫画や映画では掲示版などに恨み辛みを書いて
それを復讐屋が代行してくれるような流れですが
現実にそんなことをしたら法に触れかねません

書込みの情報からターゲットが特定できるだけの
情報量を投稿してる訳ですから危険というのは
常識的に考えてお分かり頂けると思います

ですのでこのようなリスクを侵さないためにも
依頼は業者を選定して業者のサイトから依頼する
というような流れが現実には一般的な訳です

もう数年前の話になりますが三次市というところで
復讐屋が法に触れる行為をしてしまい逮捕された
というニュースがありました

容疑者の名前は載っていますが肝心な業者が分からず
誰が危ない業者なのか分からないというオチです

とはいえ摘発されるようなことをした業者ですから
とっくに店じまいか倒産していると思いますし
あまり気にする必要もないかもしれません

このニュースの肝は依頼者も同罪とされているところで
結局は法に触れる依頼をしたら依頼者もアウトとなり
代行してもらったからという言い訳は通用しません

あくまで復讐屋の存在自体は合法ですが
実行する内容次第で簡単にアウトになってしまう為
内容は慎重に決定していくべきだと思います

復讐屋の実態と題して色々な記事を見ますが
実際に依頼した方というのは殆どいないように思います

多くの記事が復讐屋は全て悪という締め方をしますが
復讐は悪いことだという偽善的な考えが先行しているから
このような内容になってしまうんでしょうね

実際のところ復讐屋にも優良業者と悪徳業者が存在し
これは復讐屋に限らずどんな世界でも同じことのはずです

自分だけで復讐できないことに対しての解決策が
プロへの依頼な訳ですから迷う必要はないと思いますよ

別れさせ屋と復讐屋は請け負う依頼が被りますが
目的を考えて使い分けた方が良いと思います

どちらも特定のカップルを別れさせる工作について
依頼を受け付けていますが復讐屋の方が復讐ありきで
ゴールは完全に別れさせることとなります

対して別れさせ屋は別れさせてからも含まれる事があり
例えばターゲットに自分がアプローチしていくとか
元交際者を別れさせて復縁に持っていくなどです

ですので何を最終目的にして別れさせたいのか
ここを基準に決めていけば困ることはありませんね

本物の復讐屋と聞いて怨み屋本舗を想像するのは
残念ながら不正解と言わざるをえません

実際の復讐屋というのは話を聞く限り地味で
エンターテイメントにならないような感じです

そもそも怨み屋本舗は見てて面白いが最優先
復讐屋は依頼者の恨みを晴らすのが最優先ですし
違いがあるのも当然といえば当然の話です